震災から2週間あまりが過ぎました。
知っている範囲の方々の安否は確認出来て、少しだけホッとしているところであります。
そして福島第一原発で被曝された作業員の方々もとくに異常なしということで退院も
決まりなによりでした。
被災者の皆さんには、心よりお見舞い申し上げます。
3/11以来、連日の報道で被災状況が明らかになるにしたがってその甚大な被害の
深刻さに気持ちが鬱いでしまって、動揺した気持ちの整理もつかず、どう過ごして
よいのかわからず、どうしても更新する気持ちになれずにいました。
被災者の方々のことを思い、被災地のことを考え、そして原発での事故で予断を許さない
復旧作業の中で、被爆のリスクと恐怖と戦いながら作業にあたられている技師の方々と
そのご家族のことを思うといたたまれない気持ちになります。
連日の報道を視聴していて一昨年の台風18号でこの辺り一帯が2日間停電になり、
そのまま停電が続けば予備電力が足りずに断水になりそうになったことをことを
思い出しました。
たった2日間ではありましたが、何の準備もなく普段何気なく使っている電気と水道が
突然使えなくなるいうことがどれだけ不便かそのとき思い知らされました。
それだけではないライフラインのほとんどを閉ざされ、そして底冷えのする避難所での
生活は想像を絶するものがあります。
何かしなければと思うものの、出来ることといえば義援金を送るか、無駄を無くして
節約に努めるかしか思いつかず自分の無力さを思い知らされます。
未だに動揺した気持ちの整理はついていませんが、やるべきこと、出来ることを
落ち着いて淡々とやっていくことしかないと今は思っています。
こういうことがあると普段は美しい自然の理不尽な厳しさを思い知らされます。
それでも暖かい春は、もうそこまでやってきています。
1日でも早い復興を願ってやみません。