気が付けばもう7月。
W杯、ついに日本が惜しくもパラグアイに負けてしまい、ウィンブルドンでは、
第1シードのフェデラーがベスト8で姿を消し、決勝での世界ランク1位の
ナダルとの死闘も無くなってしまって、少々物悲しさの募る中、
今日も梅雨の合間の晴れ間。
そこで近所の蓮池へ。
随分、蕾も色づき膨らんできました。
そして今シーズンたぶん最後の河骨。
来年もきれいに咲いてくれることをたのしみに。
それにしても蒸し暑い。
あまりの湿気で工房のコンクリート打ちの土間が少し黒ずんでいるほどです。
この蒸し風呂地獄の中、このところ本展の準備と並行して秋の個展のための
企画モノの試作をしております。
何を造っているかというと、水差しと対の酒杯のセット。
水差しの容量、500cc〜800cc。
酒杯の容量、200cc〜250cc。水差しは、注ぐときに氷が出て来ないように
注ぎ口の工夫と蓋を付けて、片手で持ちやすく人差し指で蓋を抑えられること。
そして変形させてあることが条件です。
今、もっか問題なのがこの変形させること・・・。
シノギをいれるか・・・、
叩くか・・・。
シノギならシャープな印象、叩きならパンと張った印象。
どちらがいいか・・・。
もし採用されれば、多分30〜50セットは造らなければいけません。
たぶん方法はこの2つ。どちらのやり方でも揃えるとなるとこりゃ大変だ・・・。
そして当然ながらここに絵付けをします。
もっと要領良く、見栄え良く、成型出来る方法はないものだろうか・・・?