studio muddy blog 窯辺雑記



噺の話

11月ももう後半。
秋だと思っていたら、もう冬。
こう寒くなってくると、1人孤独に仕事をする身にとっては、
無性に人恋しくなってきちゃったりします。

そんなときは、「古典落語」をよく聴いています。
志ん生、志ん朝、馬生、今輔、小さん、小三治、圓生、円歌、円遊、柳朝、柳橋、正蔵、
金馬・・・etc。

うまい噺家さんの噺を聴いているとその情景が見えてくるようです。
また、噺に登場する熊さん、八っつぁんをはじめとするキャラクター達、
意外といろんな噺に登場してきて、主役をはってみたり脇をかためていたりで
その性格や、生活ぶりが見えてきたりします。

田中三太夫:まじめでしっかりものの家臣(雛鍔、粗忽の使者、妾馬)

政五郎:腕のいい職人さんで絵に描いたような江戸っ子
    (:三件長屋・大工調べ、三枚起請)

一八:調子のいい幇間持ち(たいこ腹、愛宕山)

熊五郎(熊さん):長屋の若い衆・職人(崇徳院、御慶、船徳、唐茄子政談)
         目は利くが酒でしくじる魚屋(芝浜)
         長屋の乱暴者(大山詣り)

八五郎(八ッつぁん):貧乏長屋のお調子者の若い衆
           (羽織り遊び、御慶、三軒長屋、妾馬)

与太郎:貧乏長屋のちょっとたりない若い衆。でも仕事の腕は良かったりする。
    (大工調べ、佃祭、)

西念:いつもろくな死に方をしないお金に汚い乞食坊主(黄金餅、藁人形)

お光さん:しっかりものの女房(堀の内、鮑のし)

お久さん:長屋の親孝行な娘さん(文七元結、真景累ヶ淵)

金坊(金の助):回転の早い長屋の子供(雛鍔、堀の内)
        ドラ息子(干物箱)

繁造:まじめな使用人(愛宕山、・・・)

伊勢屋の旦那と若旦那:お金持ちできらわれ者
           (三軒長屋、羽織り遊び、二番煎じ、死神)

源兵衛さん:親切な遊び人で町内の札付き(明烏、搗き屋幸兵衛、御慶)
      まじめな万屋の旦那(柳田柳田格之進)

徳兵衛さん:万屋の仕事熱心で旦那思いの一番番頭(柳田柳田格之進)

徳三郎:親に勘当されるグータラ若旦那(船徳、唐茄子政談)

留公:長屋のインテリでお調子者の職人(粗忽の使者、大工調べ、船徳、一人酒盛)

辰っつァん:長屋の若い衆・職人(二番煎じ、御慶、船徳、唐茄子政談)
      廓の若い衆(付き馬、居残り佐平次)

海苔屋のババァ:ご長寿なおばあさんで、長屋の若い衆の言い訳に
        よく葬式をだされる。(羽織り遊び、唐茄子政談・・・)

甚兵衛さん:ちょっと頼りないくず屋(道具屋)さん(火焔太鼓、鮑のし・・・)

貞吉(公):真面目だけどちょっとドジな丁稚小僧
      (火焔太鼓、二階ぞめき、味噌蔵・・・)

権助:田舎者で一筋縄でいかない口の達者な使用人(味噌蔵、権助提灯・・・)

杢兵衛さん:長屋の古株古狸(おばけ長屋・・・)

知っている中だけでも、これだけのキャラクター達が、これだけの噺で
活躍してくれています。
そんな聞き方をしながら彼らの人情味溢れるドジな日常を聴いていると、
妙に和んで人恋しい夜も癒されてしまうのでした。
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by studio-muddy | 2009-11-23 22:31 | 趣 味
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