studio muddy blog 窯辺雑記



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Photo Studio MuddyとRobert Glasper

今日は、DMのための写真撮影。
・・・なので本日の、工房は、Photo Studio Muddyに様変わりです。
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ほんの少し前までは、支部などの図録などでお世話になっている
陶器を撮り慣れた写真スタジオに発注したいましたが、
なにしろ、このご時世・・・、なるべく経費削減です・・・。

それにしても、デジタル・カメラの普及のお陰でフィルムの枚数は
気にしなくて良くなったし、ホワイト・バランス機能の調節で照明もあまり
気にしなくても本物の色に近づけられるようになったので、素人の小生にも
それなりの写真が撮れる様になりました。

今までお世話になっていた写真スタジオのF谷さんは、写真撮影の師匠・・・。
不況の煽りを受けているのはお互い様なので、なんとなく裏切ったような
後ろめたさを感じていますが、またここぞというときは、是非プロの技術に
すがらせていただこうと思っています。

さて、そんないつもと少し違う作業の中、聴いていたのは・・・、
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ジャズ・ピアニスト、Robert Glasperのアルバム「Canvas」。

一昨年から1番聴いているアルバムかも・・・。
なんていうのか、このRobert Glasperの1小節を32にも64にも自在に刻んで
ここぞというタイミングで音を入れてくる感じ・・・。いわゆるスウィングすると
いうことか・・・。
たとえテンポがはやくとも、なんともゆったり余裕をもって聴ける感じ。
旋律も美しく、心地好い流れがとても気持ちよいのです。

ジャズ・ビギナーの方にもきっと聴きやすいと思います。
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by studio-muddy | 2010-01-29 23:43 | 制 作

私的トンチ技法(ロクロを用いた多面陶匣後編)とマダムQ

今日も快晴です。
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日中は過ごしやすい一日となりました。
明日は、少しくずれるようですが・・・。

さて、前回の続き、『私的トンチ技法/ロクロをを用いた多面陶匣』の仕上げ編です。


b0176111_23404478.gif前回は、この状態で削れる頃合いに
なるまで感想させてありました。
ここからまずは形の仕上げを
していきます。

b0176111_1351264.gif工程13
この状態は密閉されています。
これから外側から叩いたり撫で
付けたりするので、中の空気を
逃がすために小さな穴を開けます。
けっこうポイントです!


b0176111_2341528.gif工程14
道具はやりやすいものでかまいません
が、密度の濃い金属などのほうが、
良いように想います。
小生はこのようなものを使っています。


b0176111_23412234.gif工程15
これらの道具を駆使して、角を
しっかりたてて、面もだします。
このとき面にとらわれるより、
角さえしっかりまっすぐたてれば
形はきちんと見えてくるように
思われます。


b0176111_23415466.gif工程16
まぁ、だいたいこんなぐあい・・・。
そしてこのとき出してやった面に
墨汁か赤インクで縦線を1面とばしに
1本、2本、3本、4本と書いておきます。


b0176111_23431271.gif工程17
次に胴の真ん中辺りより少し下の
ところで切り離します。
なぜ真ん中より下か?
それは上部には外から見るよりも
けっこうな厚みがあるからなのです。
切るときは、タタラ板などをガイドに
すると水平に切ることができます。


b0176111_23433160.gif工程18
こんな具合・・・。
先ほど書いた縦線、こうして切り離した
後で、どこがどの面だったかわかる
ための印だったのです。
このとき工程13で開けた穴をふさいで
おきます。


b0176111_222467.gif工程19
そして底面も内側の接地面も
木ベラなどをつかって継ぎ目を
しっかりつぶします。


b0176111_23435731.gif工程20
次に「オトシ」の部分に取りかかります。
上下どちらにやっても特別な決まりは
無いようですが、小生は乾燥の方法の
理由などで下の方が縮みやすいよう
なので下側を切り込みます。
切るときは、口の厚みの真ん中を、
進んでいく1cm先を見ながら形に
そってフリーハンドでやります。
だいたい深さは5mm程度。


b0176111_23442092.gif工程21
縦の切れ込みが出来たら内側の上面に
先にキズをつけてから横の切れ込みを
いれます。
このときもフリーハンドです。
あまり深いとあまりかっこよくないので
より集中力と注意が必要です。

b0176111_23444261.gif工程22
ちゃんと切り離せたことが確認できたら
そのまま切り離さずに、先ほどキズを
付けた部分にドベ(泥)をはみ出さない
ように塗ります。


b0176111_2345473.gif工程23
そうしたら上部分を下部分とずれない
ようにのっけて、少し上からおさえてから
もう一度はなすと・・・。
なんと上部にくっついてきます。
しかも合わせ目に置いたままくっつけた
ので、合わせ目はばっちりです。


b0176111_2345201.gif工程24
継ぎ目をしっかりおさえて面取り
などをほどこして「オトシ」ぶぶんを
仕上げます。


b0176111_23461159.gif工程25
合わせてもこのとおりです。


b0176111_23462890.gif工程26
削りの工程までしばし乾燥です。


b0176111_23464733.gif工程27
さあ、削りです。
肩のところから上面までつながる形に
するようけずります。


b0176111_2347587.gif工程28
削り上がりはこんなぐあい・・・。


b0176111_23472125.gif工程29
そして最後にロクロで回しながら
削り目にスポンジなどで水を含ませて
からプラスチック板やゴムベラなどで
なでて表面を仕上げます。
・・・というわけで完成。



ロクロ成型なので胴部分全体が均一に締められてることや、
上部と下部のつなぎ目の部分の土のしまり具合が同じなので
よほどのことがないかぎり歪むことはないと思われます。

興味のございます方は、是非おためしあれ!

天気も良く暖かかった、そんな本日。
作業中聴いていたのは・・・、
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ゴンチチの「Legacy Of Madam Q(マダムQの遺産)」。
小春日和に心地好いゴンチチ・サウンド。
竹中直人の初監督映画「無能の人」にも使われていたようです。
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by studio-muddy | 2010-01-27 22:46 | 私的トンチ技法

私的トンチ技法(ロクロを用いた多面陶匣)とAnn Sally

さてさて、私的トンチ技法第2回、「ロクロを用いた多面陶匣」の前半。
これは、あくまで「私的」でありましてこれが正解ということでは
ありませんのでご了承いただいてご講読くださいませ。

さて、今回の「多面の陶匣」。タタラの張り合わせであったり、手捻りであったり
分厚くロクロ成型して削り倒したり、塊から削り出したりと方法は
いろいろあるとはおもうのですが、歪みやすかったり、削り目が嫌だったり
するので、小生は今回ご紹介する方法で作っています。


b0176111_22152676.gif工程1
ロクロで少し厚めの垂直に立ち上がった
低めの鉢らしきものを引いて均等に
8カ所しるしを付けます。


b0176111_22154361.gif工程2
その8箇所を角にして八角形に変形します。
このときあまり角を押し出してそまうと
あとで合わせの部分で「切れ」が発生して
しまうことがあるので、角を押し出す
というより角を固定して面をつくる感覚の
方が良いと思われます。


b0176111_22164648.gif工程3
この状態で、水気が引くまで置いておきます。
(触ってもべとつかない程度)

b0176111_22174718.gif工程4
さて、次に底の部分にあたるものを
造ります。
今回は小さいものなので手回しロクロを
使います。大きなものを造るときは、
電動ロクロを使っています。


b0176111_22181676.gif工程5
まず手の平で叩いて平らにしてやります。
そしてコテやヘラなどを使って表面を
しっかりならしてやります。


b0176111_2219155.gif工程6
さて、次に最初にロクロ成型したものの
口に櫛目を入れてやります。


b0176111_22201616.gif工程7
その部分にドベ(泥)をしっかり塗ります。


b0176111_22193248.gif工程8
さきほど作った底の部分に大体真ん中に
くるようにふせて乗っけて、潰れない程度
にしっかり抑えてくっつけます。


b0176111_22212576.gif工程9
余分なはみ出た部分はいらないので
剣先などを使って切り込みをいれて・・・。


b0176111_2222055.gif工程10
とりのぞきます。
余分な部分の下に刃物を少し
いれれば簡単に取り除けると
思います。


b0176111_22223045.gif工程11
ロクロから切り離し、継ぎ目が見えなく
なるようにしっかりくっつけてやります。


b0176111_2223483.gif工程12
この状態で削れる固さになるまで置いて
おきます。

今回はここまで。次回の仕上げに続きます。

そしてこの作業中聴いていたのは・・・、
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Ann Sally「Moon Dance」。
ジャズやボサノバのカバーや「蘇州夜曲」、「星影の小径」などの馴染み深い唱歌
などが入ったアルバムです。

澄み切った歌声が心地好いこのAnn Sallyは、在日韓国人にして
現役心臓外科医という特異な経歴の持ち主。
つくづく天は二物を与えるものなのか・・・、と少々やっかみを感じてしまいます。
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by studio-muddy | 2010-01-26 23:38 | 私的トンチ技法

打ち合わせと大人買いとLet It Bleed

今日は、今春個展を開催させていただきます岐阜T島屋さんに
ご挨拶と打ち合わせに。

いままでさんざグループ展や支部展などでお世話になっている会場
とはいえ、いよいよ近づいてくる会期と今のご時世を思うと
打ち合わせ後、否応無しに緊張感が増してまいりました。

その前に東海伝統工芸展の搬入なども控えているので、
抜かりなく計画通り、ことを運んでいかなくては・・・!!

それはそれとして、話は変わりますが、小生の工房の近くには書店(だけでは
ありませんが)がありません。
昨年までスレート造りのレンタルDVD屋さんと併設している雑誌をメインに
しているようなところはあったのですが、この不況の煽りをうけてのことでしょう、
ある日突然、影も形も無くなっていました。

・・・なので、ほしい本があるときは、梺の街まで降りていって探すのですが、
そこで見つからないと、注文するか、もっと都会に出た時に大きな書店で
探すか、amazonするかということになります。

ネットで買うというのは、いろんな意味でいまひとつ信用できないので、
あまり使いたくない手段です。
そういう意味でも百貨店に赴いた今日は、数少ないチャンスだったのです。

・・・それで、大人買いしちゃいました。
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吉田篤弘著「百鼠」「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
「空ばかり見ていた」「圏外へ」「小さな男*静かな声」。

この作家さん、以前紹介した「つむじ風食堂の夜」の著者なのです。
この「つむじ風・・・」を読んでからというもの、このなんともどこにでもありそうな
世界観と、その中で起こるささいな出来事と、それを取り巻くこれまた
どこにでもいそうだけど、それぞれ個性溢れたに登場人物達の織りなす
頼りなげで、ちょっとかっこわるい心暖まる物語と、それをしたためる著者の
押し付けがましくないけど、細部まで行き届いた心地好い文体が気になって
しようがなかったのです。

う〜ん、楽しみが増えました。
・・・けれどもやらなければいけないこと満載・・・。

そんななんとも落ち着かない今日の制作中聴いていたのは、
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ストーンズの名盤「Let It Bleed」。
デニーロ主演のサイコ・スリラー映画『The Fan』の中でも効果的に使われていた
「Gimme Shelter」からはじまるいわずとしれた名作・・・。

今日の制作はノリ重視です。
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by studio-muddy | 2010-01-24 22:58 | 趣 味

私的トンチ技法(陶板紐通し穴)とグラミー・シンガー

大寒を過ぎたというのに暖かかったり、また急に寒くなったり、
このところの気候に閉口するこのごろ・・・。

そんな中の制作から記録を兼ねて、人からの情報と自分なりに工夫した
ちょっとした裏技的技法を紹介しようと思います。

今回は、陶板などの紐通し用の穴の開け方・・・。
いろんなやり方があると思いますが、いろいろ試した中、こんな方法もあります。

b0176111_232558.gif工程1
まずは、通し穴をあけるところを
掻き出しベラなどで彫って
やります。


b0176111_2331328.gif工程2
同じ要領で2カ所やります。


b0176111_2333677.gif工程3
さて、ここでポイントとなる
竹串を短く切ったものと
新聞紙を竹串の幅に裂いたもの


b0176111_2335641.gif工程4
新聞紙片を竹串に巻いて
やります。


b0176111_2341485.gif工程5
これを陶板のほったところの
真ん中に置いて、その両壁に
ドベを塗ってやります。


b0176111_2342960.gif工程6
その部分に粘土をのせて
隙間にしっかり入るように
ギュウギュウ詰めてやります。


b0176111_2344447.gif工程7
しっかり隙間まで詰めたら表面を
ならしてやります。
このとき多少はみ出しても
後でいらない部分は簡単に
取り除けますので、しっかり
ならしてやります。


b0176111_235058.gif工程8
竹串の長さに切れ目を入れて
いらない部分を細い刃物の
ようなもの(剣先など)を使って
取り除いてやります。
このときはみ出した部分には
ドベが付いてないので
簡単にとれます。

b0176111_2351663.gif工程9
そしてここがポイント。
なにか細いモノを使って竹串を
押し出してやります。
少し引っ掛かりがあっても
両側からゆっくり押してやると
スッと抜けます。


b0176111_2353152.gif工程10
新聞紙が適当に水分を吸って
くれるので竹串は簡単に抜けます。
このとき竹串を抜いておいて
やらないと乾燥のとき素地の
収縮でせっかく作った紐通しに
ヒビが入ってしまうので必ず
抜きましょう。
新聞紙は、残しておいても素焼き
のときには焼けて灰になって
しまうので大丈夫です。


b0176111_236182.gif工程11
これを2カ所両方やってやれば出来上がり
です。


さて、こうした出来た陶板何を描いてやろうか・・・。次の展覧会は、4月。
夏のモチーフ中心ということになりましょうか。

こうして地味な作業をしながら聴いていたのは、
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グラミーシンガーNorah Jonesの「Come Away With Me」。
ゆったり大変良いアルバムなのですが、どうしてもジャズ部門で
グラミーをとったのが腑に落ちないのでした・・・。
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by studio-muddy | 2010-01-22 00:03 | 私的トンチ技法

暖かい日の作業とPianoman

暖かかった今日は、毎年このシーズンの恒例行事(?)であります
ダルマストーブの煙突の掃除を重い腰を上げてすることにしました。
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だいたい1シーズンに1〜2回することになるのですが、これがやるとなると
一大決心が必要なのです。

・・・っというのも、時間にすれば小1時間もすれば出来てしまうことなのですが
後が大変なのです。
着ていたものから顔やら鼻の穴までススで真っ黒になってしまうのです。
手についたススも石鹸を使って洗ってもなかなか落ちませんし、
忘れてヘタに何かに触れば黒くなってしまう・・・・。
まことにやっかいな作業なのであります。

このやっかいな作業をしなければならなくなる目安は、制作中、集中していると
なかなか気付かないのですが、フッと手を休めた時に頭がクラクラっときたとき
ということになっています。
本当は、そうなる前にやっておけば良いのですが、前にも記述したように
やっかいな作業なのでついつい先延ばしにしてしまいます・・・。

でもまぁこの工房は、冬でも風通しの良い(笑)建物なのでそのまま眠ってしまう
ということも無いので生命に問題無いとは思いますが、確実に脳細胞がいくつか
永眠してしまっているのでは・・・(問題大有り?)。

さて、気持ち良くすっきりした排気での暖房の中での今日の制作のBGMは、
Ben Foldsの『Songs For Silverman』。
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このところ硬派なものが続いていたので、今日は少し癒し系。

彼はピアノマンで、少し前まで「Ben Folds Five」という自称パンクバンド(?)で
活動してましたが、解散後ソロ活動をしています。
ソロになってからというものグッと大人っぽい楽曲になってすっかり癒し系に
なりました。
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by studio-muddy | 2010-01-19 23:44

15年前の今日

新聞やTVのニュースでも話題になってますが、
15年前の今日1/17は、阪神・淡路大震災が起った日です。

忘れもしません、15年前の早朝。
そのころ名古屋市在住だったのですが、大きめの地震に飛び起きて、
これはどこかで大きな地震があったに違いないと
すぐにテレビを点けてNHKの速報を見ていたのですが、
震源地は兵庫県と早めに出ていたのに、大阪、京都の震度が
出ているのにもかかわらず兵庫県の震度がでてこない・・・。

兵庫には友人もいたし、学生時代よく遊びに行っていたので
思い入れもあり、やきもきしながら心配していたのですが、
その後テレビに映し出された見覚えのある街並の倒壊に
愕然としたのを覚えています。

その後、友人家族の安否が確認できてホッと胸を撫で下ろしたのですが、
その半年後、車で現地を訪問した際、復興をはじめたばかりの瓦礫となった
三ノ宮の街を目の当たりにして驚きと恐さを隠せませんでした。

その後、みるみるうちに街並は復興をとげて今にいたりますが、
一見すべて元通りに戻ったように見えても被災者の方々の中には
大きく人生が変わってしまった方もいらっしゃるでしょうし、
15年たった今も心や身体に大きな傷が残っている方もまだまだたくさん
いらっしゃることと思います。

本当の意味での復興を心より祈るばかりです。

この地方も東南海沖地震がいつ起きてもおかしくない状況であると聞きます。
昨年末も伊豆で大きな地震が続いていたことは記憶に新しいことです。
天災は、防ぎ様のないことですが、少しでも被害を抑えるために
15年前の教訓を忘れない様にいつも心にとめておきたいものです。

自然は、誰にも平等に優しい反面、理不尽に厳しい・・・。
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by studio-muddy | 2010-01-17 17:19 | 自 然

チェーンソーとカメムシとG. Love & Special Sauce

毎年この季節、制作の合間にやらなければいけないことがあります。
それは、工房の暖房の燃料となる薪をこしらえること。

普通、薪といえば「割る」なのですが、しかし今年は例年のそれとは違い
ことの成り行きとして「裁断」なのであります。

それというのも例年なら知合いの大工さんから建材の木っ端や廃材
(といっても結構な無垢材で立派なもの)をわけていただいて、
そのままストーブに入るサイズがあったり、太いものは割ったりと
工房の光熱費にかなりの恩恵をいただいていたのですが、
このところの不況で家の建て替えも少なくなり、建築業界はかなり厳しいらしく、
新たに建材をこしらえたりということもなかったので、昨春いただいたのが
製材した後の材木の残りの部分・・・。
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いただいた頃は、まだ生木の状態で随分湿っていて重かったのですが、
工房裏に約1年間積んで干しておいたお陰で、すっかり乾き軽くなっています。

それを毎回何日か分ずつまとめて裁断していくのですが、
薪割りは、軽い運動と気分転換とストレス解消になります。
ところがずっと中腰でのチェーンソーや丸ノコでの裁断は、結構な苦痛こそあれ
けして楽しい作業ではありません・・・。
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そしてこの材、日当たりの良いところで天日干ししてあったので、
いろんな冬眠中の生き物達に遭遇します。

かわいいところでは、小さなヤモリくんだったり、凍えて固く身を固めるカマキリ
だったり、もう少しのところでチェーンソーの餌食にしてしまうところでしたが、
寸でのところで気が付いて、そっと日のあたる別の物陰に移動してやるのでした。

困ってしまうのが、まずは小さなカミキリ。このカミキリ、どうやらまだ木が立って
いたときに卵が産みつけられていて、羽化してそのまま木を食料にしながら
その中で育ち、あるとき木の中から成虫となって出ていくらしいのですが、
まぁ〜、裁断してると出てくる出てくる。

・・・っで木を食料にしながらその中で育っているということは、排泄物もその中に
あるということで・・・。っでどこにあるのかとというと、皮と身の間に粉末状になって
存在しているんです。それが裁断している衝撃で宙に舞うんですよぉ〜。
まぁ、色はベージュからオレンジのグラデーションで、マチエールも美しいし、
元は木なので悪いもんでもないと思うんですが、あんまり気分のよいもの
ではありませんからねぇ・・・。

そして毎年秋にもずいぶん悩まされているカメムシ。
保護色でジッとしているのでなかなか気付けません。
ヘタに起こしてしまうと一発かまされてしまいます。もぉ〜、臭いのなんのって・・・。

そんなこんなでこの時期は制作の傍ら、そんなささいな苦労をしながら
暖をとっているのでありました。

そして腰をさすりながらのその作業中に聴いていたのが、
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G. Love & Special Sauceの「Best Of G.Love」。
このユニット、ジャンルの分類が非常に難しい・・・。
最近は、オルタナティブなんて都合のいい言葉があるようですが、
そういうのはどうも個人的に好きではありません。

ブルースベースなことは間違いないのですが、3ピースギターバンドで
ヒップ・ホップ的要素やロックテイスト満載で普段ヒップ・ホップなんぞは
あまり聴きませんが、このG. Love & Special Sauceはかっこいい!

打ち込み無しでのシンプルなコード進行の現代的音楽。
あたらしい形のブルースとでもいいましょうか。
演奏自体がしっかりしてるので聴き応え満天です!

レーベルを移籍してからは、作り込みが足りない感じで個人的には
いまひとつですが・・・。
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by studio-muddy | 2010-01-17 00:16 | 自 然

パンクとKeithと53cm

工房の第二の燃料、灯油が切れそうだったので、
片道30分の比較的安いG.Sへ行って帰る途中遭遇してしまった!

雨のR1。G.Sを出て次の右折レーンで曲がろうと片側2車線の右側を
走行していると左前を走行していたシルバーのRuv4が、方向指示器も出さずに
ふらふら〜っと車間も気にせず右側に寄ってきたので、あぶないなぁ〜っと
パッシングしたところ反応がない・・・。
それどころかそのままススゥ〜っとどんどん右に寄ってって・・・。
ドカ〜ンッ!目の前で縁石に乗り上げてしまいました。

あ〜っ、やっちゃってるよぉ〜。と思っているとそのままソロソロ〜っと
左によってハザードを焚いてました。よく見るとパンクしてしまったようです。
タイヤ大っきいし、アルミのホイールだしけっこう掛かるんだろうなぁ、
なんて余計な心配をしてしまいました。

あの走り方は、きっと居眠り運転。
きっとドライバーの方は、この不況の中働きずくめでお疲れだったのでしょう。
それとも連休に遊びすぎた?・・・なんていろんなことを考えながら
気を引き締めてハンドルを握るのでした。

それにしても大型車が結構な交通量のR1。しかも今日は路面も濡れていたので
大惨事にならなくてよかった・・・。

さぁ、今日のBGMは、Keith Richards「Talk Is Cheap」。
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いわずと知れたThe Rolling Stonesのギタリストの初ソロアルバム。

忘れもしない2浪時代をささえてくれた思い出深いアルバム。
その頃から20年以上聴いているのに未だ飽きることが無い。
これぞ大人のR&R。
なにしろ音作りにものすごいお金が掛かってる感があるだけに
いろんなすきまから聴こえてくる音までカッコイイ。
きっと今後一生飽きることのなく聴きそうな1枚。

さて、そして先日ご紹介した「68cm」は、
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こんなふうになりました。今や53cm。
さてさてどうなりますことやら・・・。
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by studio-muddy | 2010-01-12 23:24

行き詰まったから「へしこ」

行き詰まった・・・。
次回作の絵付けの構成を考えているのですが、なんか違う・・・。
ちょっと今までのとは違うことをと考えているのですが、
モチーフも決まっていてイメージもなんとなく出来上がっている・・・。
う〜ん、でも行き詰まってしまった・・・。

こんなときは、う〜〜〜〜〜ん、
・・・そうだ!もう一杯やっちゃおう!!

お燗をつけて・・・、そして肴は・・・、
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寒い夜には、風呂吹き大根なんてどうでしょう。
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そして「さばのへしこ」。これはいわばサバの糠漬け。
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京都府舞鶴市の名物らしい。過日お土産にいただいてたのしみにとっておいたのだ!
話には聞いていたが、実際食するのは初めてだ。

軽くあぶると説明されたが、どの程度なんだろう?けっこう生でも大丈夫なのか?
ひかりものはあたると恐いからなぁ・・・。
最初の1つ目、ん〜〜〜、バサバサでしょっぱい!!こういうもんか?
いくらなんでも炙りが軽すぎたか?
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つぎ!!しばらく炙っていると、おっ、油が染み出てきた!
少し表面の糠に焦げ目が着いたら裏返して。
さぁ2つ目。・・・?、ん〜〜〜〜〜〜っまい!!なるほど油が出てくると甘みが増す!
又、香ばしさがなんとも・・・。さすがは発酵食品。旨味が生よりも増しています!!
これはお酒がススミます。至福の時間。
しかし1本切ってしまったのは失敗だった。
ちょっとしょっぱい。残りはほぐしてお茶漬けか!?

こうして夜はふけていくのでありました。
また明日からがんばろう・・・。
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by studio-muddy | 2010-01-11 00:10 | 料 理


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