今年もいよいよに大晦日。
この辺りは、雪にはなりませんでしたが、もう少し山の方では、
すっかり雪化粧の様です。
昨日、今年の仕事納めの展覧会。「陶・磁・漆展」の千秋楽を迎えました。
(写真を撮り忘れ、搬入時のものですが・・・。)
暮れのお忙しい時期というのに、たくさんの方に足をお運びいただきまして
誠にありがとうございました。
新しい出会いもあり、とても充実した展覧会となりました。
このところ個展での発表が多くなってきた中、ある程度の量の作品を他人と並べて比べる
機会は、独りよがりになりがちなところで、自分の立ち位置を量るのにとてもありがたい
機会です。
ましてや同じハタケ同士ではなく、こういう異素材での展覧会は普段いっしょに並べ
られることも少なく、じっくり観られることも新しい発見や感化されるところも
たくさんあり、ありがたいことです。
そして何より気の合うお二人なので、楽しい展示となりました。
お二人にも感謝、感謝です。
搬出から戻って梱包を解いたのも束の間、また作品達が旅立って行きます。
この会期中に降って湧いてきたようなお話で、来年早々、今度は横須賀でお披露目です。
それから、この展示で1週間工房を空けていたら、ちょっと寂しいことが・・・。
こちらに移ってきて約10年の間、何かとお世話になってきた食料品屋さんが
店じまいすることになっていました。
寝耳に水、晴天の霹靂な話で少し動揺しております。
こちらのお店は、普段の当工房の胃袋を支えていただき、たまの宴会のときなどには
ちょっと良いお肉や魚などを仕入れていただいたり、何かとお世話になって
おりました。
聞けば不景気ということが原因というわけではないので、なんとも惜しいことですが、
これも時代の流れということなのでしょうがないことなのですが・・・。
長い間お世話になり、本当にありがとうございました。
この辺りも随分寂しくなってしまいます。
そんなことを想いながら、大晦日の今日、聴いているのは・・・、
大晦日の噺、古今亭志ん朝「芝浜」。
今年もたくさんの方々にお世話になり、ありがとうございました。
そして当ブログをご覧いただきました皆様、ありがとうございました。
では、良いお年をお迎えください。